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犬の肺炎を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の呼吸器の病気

犬の肺炎を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の肺炎の概要と症状 犬の肺炎とは、酸素と二酸化炭素の交換を行っている器官である「肺」に炎症が発生した状態を言います。呼吸器系の疾患の中で最も症状が重くなる可能性のある病気であるといわれています。 肺は、肋骨で囲まれた空間に位置していて、空気中から得た酸素を体内に取り込んだり、二酸化炭素を空気中に排出する役割を担っているとても重要な呼吸器官です。ここに炎症が発生すると正常なガス交換ができなくなり、呼吸困難に陥ります。 肺炎には急性と慢性があり、どちらも呼吸に障害を起こします。咽喉頭炎や気管支炎などが悪化し、呼吸困難になるときや発熱するときもあります。 症状としては、咳、吸引音の異常、運動不耐性、努力性呼吸または呼吸困難、膿性鼻汁、発熱、元気消失、食欲不振、吐き気などが認められます。呼吸に関して具体的には、ゼーゼーと苦しそうな呼吸をしたり、口を開けたまま呼吸をしたりします。呼吸が浅く、速くなることもあり、ひどい発熱や呼吸困難で倒れることもあります。 さらに、ケンネルコフやジステンパーから併発することも多いと言われてます。 犬の肺炎の原因 肺炎の原因はさまざまあります。原因によって細菌性(ボルデテラ、パスツレラなど)肺炎、ウイルス性(ジステンパーウイルス、アデノウイルス、パラインフルエンザウイルスなど)肺炎、真菌性(ヒストプラズマなど)肺炎、アレルギー性肺炎、および誤嚥性肺炎などに分けられています。 誤嚥とは、食べものや唾液や水、異物などが何らかの拍子で誤って食道ではなく気管支に入ってしまうことです。 犬の肺炎の治療・予防 治療としては、原因をつきとめ、それにあった投薬をしたり、二次性の細菌感染を考慮した抗生剤の投与を行ったりします。感染を抑えるためには抗生物質、炎症を抑えるためには消炎剤を内服させます。ときには、薬を吸い込ませる吸入療法も行います。 安静が基本で、なるべく動かさないことが大切です。また、必要に応じて栄養の供給、消炎剤、鎮咳剤などの投与、ネブライザー療法、酸素療法などを行います。 予防としては、ウイルス感染に対して定期的なワクチン接種を実施することがあげられます。ワクチンのないウイルスや細菌に対しては、感染が起こらないように、感染が起こらないように、日常から栄養管理などに注意して免疫力を高め、さらに生活環境を清浄にしておく必要があります。 また、給餌方法の管理や制吐剤の投与により、吸引性(誤嚥性)肺炎の危険性を軽減できる可能性があります。 なりやすい犬種(好発犬種) ドーベルマン ジャーマン・シェパード・ドッグ 犬の呼吸器の病気一覧 肺炎(はいえん) 気管虚脱(きかんきょだつ) 肺水腫(はいすいしゅ) 気管支炎(きかんしえん) 気胸(ききょう) 門脈シャント(もんみゃくしゃんと) 気管支狭窄(きかんしきょうさく) 喉頭麻痺(こうとうまひ) 軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう) 短頭種気道症候群(たんとうしゅきどうしょうこうぐん) 咽頭炎(いんとうえん) 肺気腫(はいきしゅ)

犬の乳腺腫瘍を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の腫瘍の病気

犬の乳腺腫瘍を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の乳腺腫瘍の症状 乳腺腫瘍(にゅうせんしゅよう)に罹ると、乳腺にしこりが確認できます。しこりは数ミリ~数十センチのものまで様々な大きさがあります。 良性の腫瘍もありますが、悪性の腫瘍の場合は、胸や腹など他の部位に転移することもあるため注意が必要です。 また一度発症すると、摘出手術による治療を行っても、後々再発する可能性が高い病気といわれています。乳腺がある限り発症の可能性があるため、メスの犬だけでなく、まれにオスの犬にも発症する場合があります。 犬の乳腺腫瘍の原因 乳腺腫瘍の明確な原因は分かっていません。 加齢に伴い、発症率が上がっていく病気でもあります。 犬の乳腺腫瘍の治療・予防 乳腺腫瘍の治療法として、まずは腫瘍摘出があります。腫瘍の発生部位によって異なりますが、部分的に乳腺切除をする場合と、全乳腺切除をする場合があります。 良性の腫瘍であれば、完全に切除することで術後の経過は良好になります。一方で悪性の腫瘍の場合、肺などの他の部位へ転移している可能性もあります。 手術での摘出の他に、放射線治療や化学療法を行う動物病院もあるようです。具体的な治療方法は、動物病院の獣医師の先生と相談するようにしてください。 犬の乳腺は左右に5対、計10個あります。小型犬の場合は4対、計8個の場合もあります。普段の生活の中で遊んでいるときなど自然な状態で構いませんので、乳腺を1つずつ触ってみて、しこりがないかをチェックしましょう。早期発見することで治療の幅が広がるため、日頃から腫瘍の存在を意識することが大事です。 また予防のために、避妊手術が行われることもあります。 なりやすい犬種(好発犬種) トイ・プードル チワワ ヨークシャー・テリア 犬の腫瘍の病気一覧 肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ) 骨肉腫(こつにくしゅ) 扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん) 血管肉腫(けっかんにくしゅ) 乳がん(にゅうがん) 肛門周囲腺腫(こうもんしゅういせんしゅ) 精巣腫瘍(せいそうしゅよう) 乳腺腫瘍(にゅうせんしゅよう)

犬の甲状腺機能低下症を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の内分泌の病気

犬の甲状腺機能低下症を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の甲状腺機能低下症の症状 甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)とは、のどにある甲状腺から分泌される、甲状腺ホルモンの働きが低下する病気です。甲状腺ホルモンは体の代謝に影響を与えており、甲状腺機能低下症になると、代謝機能に関わる症状が表れます。 食べ過ぎているわけではないのに太りやすくなる、元気がなくなる、寒さに対し極端に弱くなる、疲れやすくなるなどの症状があらわれます。一見すると、老化による体質の変化だと考えられやすく、飼い主の発見が遅れてしまう危険性があります。また左右対称のホルモン性の脱毛が、腹部で起きることもあります。 重症化すると、昏睡状態に陥ることもあります。 症状が進行すると死に至ることもある病気のため、少しでも異常を感じたら、動物病院で診察を受けるようにしましょう。 犬の甲状腺機能低下症の原因 甲状腺機能低下症が引き起こされる明確な原因は分かっていません。 甲状腺が何らかの理由で委縮してしまうことが原因で発症することが分かっています。一方で、なぜ委縮が起きるのかについては明確になっていません。 別のホルモンの病気であるクッシング症候群など、他の病気が引き金となり発症することもあります。 犬の甲状腺機能低下症の治療・予防 甲状腺機能低下症の治療として、甲状腺ホルモン製剤の分泌を促進する薬による投薬治療を行います。ただし一度発症すると完治させるのは難しい病気であるため、投薬治療を生涯継続する必要があります。獣医師の先生の指示に従って投薬を続けると、症状は回復に向かっていく傾向にあります。 この治療のとき、ホルモン分泌を促しすぎると、甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)という別の病気にかかる可能性があります。定期的に検査を受け、投与量をコントロールする必要があります。 クッシング症候群などその他の病気から甲状腺機能低下症が起こされている場合は、その基礎疾患への治療も行います。 また甲状腺機能低下症に有効な予防方法はありません。一方で近年では検査技術が進歩し、早期発見が可能になってきています。早期治療を行うためにも、定期的に受診することを心がけることが大切です。 なりやすい犬種(好発犬種) ゴールデン・レトリーバー ラブラドール・レトリーバー ドーベルマン アイリッシュセッター ボクサー ミニチュア・シュナウザー ポメラニアン ビーグル 柴犬 ミニチュア・ダックスフンド 犬の内分泌の病気一覧 糖尿病(とうにょうびょう) クッシング症候群 甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう) 尿崩症(にょうほうしょう) アジソン病 甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

犬の子宮蓄膿症を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の生殖器の病気

犬の子宮蓄膿症を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の子宮蓄膿症の症状 子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)は、子宮内に膿が溜まってしまう病気です。 食欲減退、多飲多尿(たくさん飲み、たくさん排尿する)、元気がなくなるといった症状が定型的です。また腹部が大きくなるなどの症状が出たり、下痢や嘔吐をする場合もあります。 症状を放置してしまうと、子宮内の膿の細菌が全身に広がり、腎不全や膀胱炎などの病気を引き起こす可能性もあるため、早期発見・早期治療が大切です。 犬の子宮蓄膿症の原因 子宮が細菌感染を引き起こし、炎症を起こすことが原因です。大腸菌やブドウ球菌、サルモネラなど、原因としては様々な菌が挙げられます。避妊手術を受けていないメスや、比較的高齢のメスに発生しやすい病気です。発情期に入ってから2~3カ月で発症しやすくなるため、黄体期と呼ばれるこの時期は注意が必要です。 通常は体内に異物が入ると、自己免疫機能が働き、異物を排除しようとします。ところが犬は妊娠できる時期になると、体内で生まれる新しい命を受け入れるために、あえて自己免疫を下げる特性を持っています。そのため妊娠できる時期には、細菌にとっても繁殖しやすい環境になってしまいます。この特性によって、子宮蓄膿症に罹る場合もあります。 犬の子宮蓄膿症の治療・予防 動物病院に行くと、検査として血液検査、レントゲン検査、腹部超音波エコー検査などが行われます。これらの検査で子宮蓄膿症の診断が下されます。 子宮蓄膿症の治療として、外科手術によって子宮摘出を行うのが一般的な方法です。そうすることで、膿の溜まった子宮ごと摘出することができます。稀に卵巣は残すこともありますが、再発防止のことも考えて卵巣も同時に摘出する場合が多いです。一方で手術を行うには全身麻酔が必要のため、体調を鑑みて手術を避けることもあります。その場合は内的治療が選択されます。 手術後の数日間は食欲がなかったり、傷口を舐めるなどの仕草をすることもあります。体調は次第に回復していきますが、体調が一向に戻らない場合は、動物病院で診てもらうようにしましょう。 手術を行うには全身麻酔が必要のため、体調を鑑みて手術を避けることもあります。その場合は内的治療が選択されます。また今後妊娠・出産を希望するなど、手術による治療を希望しない場合にも、内的治療が行われます。その場合は、ホルモン剤を投与して子宮から膿の排出を行います。ただし、子宮がある限り再発の可能性はずっとついて回ります。 予防方法としては、避妊手術があります。今後妊娠・出産を希望しない場合、繁殖予定のない犬の卵巣と子宮を摘出することで、子宮蓄膿症の発症を防ぐことができます。 犬の生殖器の病気一覧 子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう) 前立腺肥大(ぜんりつせんひだい) 前立腺腫瘍(ぜんりつせんしゅよう) 前立腺炎(ぜんりつせんえん) 包皮炎(ほうひえん) 膣炎(ちつえん) 膣脱(ちつだつ)

犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の内分泌の病気

犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬のクッシング症候群の症状 クッシング症候群は、ホルモン病の一種で、副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)とも呼ばれます。副腎とは、腎臓のすぐ近くに存在する部位です。この副腎から副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌されて、体に異常が発生する病気です。 胴体で左右対称に脱毛が引き起こされる、腹部が血管が浮き出るほど膨らむ、といった症状が確認できるようになります。その他、多飲多尿(たくさん飲み、たくさん排尿する)といった症状も表れます。 クッシング症候群は、5歳以上の比較的高齢の犬が多く発症します。そのため脱毛が確認できても老化の影響だと考えてしまう飼い主も多くいるので注意が必要です。体力や筋力も次第に落ちていくことで元気がなくなったり、荒い呼吸であるパンディングを安静にしているときも引き起こすようにもなります。 病気が進行すると、様々な病気に対する抵抗力が失われていくため、様々な合併症を引き起こすこともあります。 犬のクッシング症候群の原因 クッシング症候群は大きく分けると、脳下垂体の腫瘍が原因となる「下垂体性クッシング症候群」と、副腎自体の腫瘍が原因となる「副腎腫瘍性クッシング症候群」と、副腎皮質ホルモンの過剰投与によって引き起こされる「医原性クッシング症候群」の3つに大別されます。 下垂体性クッシング症候群の原因は、副腎皮質ホルモンの分泌を調整している脳の下垂体に、腫瘍ができることで判断が正確にできなくなるためです。 副腎腫瘍性クッシング症候群の原因は、副腎に腫瘍ができて大きくなり、副腎皮質ホルモンも過剰に生成してしまうためです。 医原性クッシング症候群の原因は、投薬治療の結果、副腎皮質ホルモンが体内に増えすぎてしまうためです。 犬のクッシング症候群の治療・予防 副腎皮質の過剰分泌を防ぐための、投薬治療を行うことが一般的です。根本的な完治を目指す治療ではないため、一生涯投薬し続ける必要があります。 脳下垂体や副腎の腫瘍が原因となっている場合は、その腫瘍を除去する外科治療や放射線治療を行うこともあります。 なりやすい犬種(好発犬種) トイ・プードル ボクサー ビーグル ミニチュア・ダックスフンド 犬の内分泌の病気一覧 糖尿病(とうにょうびょう) クッシング症候群 甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう) 尿崩症(にょうほうしょう) アジソン病 甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

犬の腎不全を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の泌尿器の病気

犬の腎不全を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の腎不全の症状 腎不全(じんふぜん)は、急性腎不全と慢性腎不全に大別されます。腎臓は尿を作る大切な部位です。犬は尿を通じて毒素を体の外に排泄しますが、その腎臓に異常が生じるのが腎不全です。同じ腎不全という名称がついていますが、症状や原因は異なる病気です。そのため以下では、それぞれを個別に説明していきます。 急性腎不全の症状 急性腎不全では、尿の量が急激に減少します。ときには尿が全く出なくなることもあります。その他には、食欲減退、嘔吐、下痢、元気がなくなるなどの症状が表れます。これらの症状は飼い主がすぐに気が付くほど急激に表れます。 慢性腎不全の症状 慢性腎不全は、初期症状としては外観からはほとんど何も判別できません。 犬の腎不全の原因 急性腎不全の原因 急性腎不全は、大きく3種類に分けられます。「腎前性腎不全」「腎性腎不全」「腎後性腎不全」の3つです。 腎前性腎不全では、腎臓自体は正常に稼働しています。ところが、腎臓に流れ込んでくる血流が悪化します。脱水症状や心拍の低下によって、血流が悪化することで発症します。 腎性腎不全は、腎臓自体に以上が生じた場合に発症します。 腎後性腎不全では、腎臓自体は正常に稼働しています。しかし、腎臓で生成された尿を排泄する経路が、結石や腫瘍などで塞がれてしまうことで発症します。具体的には、尿道結石や膀胱結石などが原因となります。 また、腎臓に悪影響を及ぼす、腎毒性物質というものがあります。この腎毒性物質を誤って摂取してしまうと、急性腎不全が引き起こされる場合があるため注意が必要です。具体的には、果物の「ブドウ」や保冷材の中に入っている「不凍液」が該当します。どちらも甘い匂いがするので、犬は口にしたいと感じてしまいますが、絶対に与えてはいけません。その他にも腎毒性物質は存在するため、愛犬が口にしそうなものの成分は、日頃から気を付けるようにしましょう。 慢性腎不全の原因 慢性腎不全は、尿の濾過を行っているネフロンという機能が徐々に破壊されていき、慢性的に腎不全に陥る病気です。急性腎不全と比較しても、病状は数か月から数年かけてゆっくりと進行していくことが多いです。元々存在していた腎臓全体の75%以上の機能が低下してようやく、慢性腎不全としての異常が表れるようになることも多いです。 犬の腎不全の治療・予防 急性腎不全の治療・予防 急性の場合は命に関わることもあるため、、至急治療が必要です。「腎前性腎不全」「腎性腎不全」「腎後性腎不全」のいずれの場合でも、その原因となっている病気の治療を行います。 予防方法としては、腎毒性物質を愛犬の近くに置かないことが重要です。また、日頃から尿の量や回数をチェックする習慣を付けましょう。 慢性腎不全の治療・予防 慢性腎不全は、すでに腎臓の大半の機能が失われているため、元に戻すことはできません。そのため、さらなる機能低下を抑えることが治療の目的となります。食事や点滴やホルモン剤の投与などの治療を施していきます。 予防方法としては、急性腎不全と同様に、日頃から尿の量や回数をチェックする習慣を付けるようにしましょう。また定期的に動物病院で検査を受けるようにして、仮に腎不全に罹ってしまった場合でも早期発見・早期治療できるようにしましょう。 犬の泌尿器の病気一覧 膀胱炎(ぼうこうえん) 腎不全(じんふぜん) 尿路結石症(にょうろけっせきしょう) 尿毒症(にょうどくしょう) ネフローゼ症候群(ねふろーぜしょうこうぐん) 水腎症(すいじんしょう) 腎盂腎炎(じんうじんえん) 膀胱結石(ぼうこうけっせき) 尿道炎(にょうどうえん)

犬の膀胱炎を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の泌尿器の病気

犬の膀胱炎を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の膀胱炎の症状 膀胱炎(ぼうこうえん)とは、細菌感染などにより膀胱が炎症を起こす病気です。膀胱は尿(老廃物)を溜める部分です。膀胱炎になると、尿の出方に分かりやすい症状が表れます。 症状としては、犬が尿を出す素振りをするが出ない、トイレに頻繁にいくようになる、排泄中にピンク色の血尿が出る、尿が膿が混じって濁る、尿から悪臭がするといったものが挙げられます。 治療せずに放置してしまうと、膀胱炎は慢性化してしまいます。また治療を行ったとしても、再発しやすい病気です。そのため早期発見・早期治療を行うためにも、排尿の時間や回数といった尿の状況は、日々観察することが重要です。 犬の膀胱炎の原因 膀胱炎の原因として、細菌性膀胱炎という細菌によるものがあります。尿道から大腸菌やブドウ球菌などの細菌が侵入し、膀胱内で細菌が増殖することで発症します。メスの方が膀胱炎に罹りやすいと言われており、その理由としては、雌の方が尿道が短く細菌が侵入しやすいためです。 膀胱結石が起因となり、膀胱炎を発症することもあります。膀胱内に、カルシウムなどが固まり石のように固まった結石ができます。その結石が膀胱内を傷つけ、膀胱炎を引き起こします。 細菌以外の原因としては、寄生虫や外傷によるものもあります。 犬の膀胱炎の治療・予防 もし膀胱炎を発症したら、細菌の繁殖を抑えるために、抗生剤を投与して投薬治療を行います。原因となる細菌に最も効果的な薬を投薬します。炎症に効く薬も投薬することもあります。また排尿を我慢させないように、バランスの良い食事や水分接種を心がけるようにしましょう。 仮に早めに症状が治まったとしても、再発する危険性がある病気です。動物病院の獣医師の先生と相談しながら、投薬期間は必ず守るようにしましょう。再発を繰り返す場合は、膀胱内に腫瘍ができている可能性や結石がある可能性もあるため、必ず再受診することが大切です。 結石が原因で発症している場合は、結石を取り除く治療も行われます。 膀胱炎を発症しないために飼い主ができることは、尿を我慢させないことが挙げられます。排尿によって、原因となる細菌が洗い流されるので、膀胱に尿が溜まる時間を短くするために、排尿を適度に促してあげましょう。水分摂取量にも気を配ることが有効です。また水分をたくさん含む野菜をおやつ代わりにあげることも効果的です。 ただし、ミネラル含有量の多い水を与えてしまうと、結石ができる原因になってしまいます。愛犬に与える水の種類には注意を払いましょう。 なりやすい犬種(好発犬種) ミニチュア・シュナウザー コーギー ダルメシアン 犬の泌尿器の病気一覧 膀胱炎(ぼうこうえん) 腎不全(じんふぜん) 尿路結石症(にょうろけっせきしょう) 尿毒症(にょうどくしょう) ネフローゼ症候群(ねふろーぜしょうこうぐん) 水腎症(すいじんしょう) 腎盂腎炎(じんうじんえん) 膀胱結石(ぼうこうけっせき) 尿道炎(にょうどうえん)

犬の外耳炎を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の耳の病気

犬の外耳炎を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の外耳炎の症状 外耳炎(がいじえん)は、耳の穴に急性または慢性の炎症が起こっている疾患のことをいいます。その炎症は、耳の穴の入口から鼓膜まで及ぶこともあり、放置してしまうと鼓膜の奥にある中耳で中耳炎(ちゅうじえん)を発症したり、さらには内耳に波及する内耳炎(ないじえん)を発症することも珍しくありません。 犬の耳の構造としては、耳のひらひらした部分である耳介(じかい)があります。耳介には、音を集め耳道に伝える役割があります。耳介から耳の穴である外耳に続きます。外耳は鼓膜の手前まで続いており、鼓膜の奥に、中耳、内耳があります。 症状は外耳炎を引き起こしている原因と炎症の程度により様々ですが、一般的に耳にかゆみや痛みが生じます。激しい痛みを感じるため、犬自身が耳を触らせないようにと、攻撃的になることもあります。その他に、首を振ったり足で耳の後ろの部分を掻いたり、耳を下にして頭を傾けるようなしぐさをします。 あまりにも激しく爪で掻きむしってしまうと、耳血腫などの別の病気を発症することもあります。どうしても引っ掻く行動が治まらない場合は、エリザベスカラーの仕様も考えてあげる必要があります。 耳ではなく首のあたりを掻きむしることもあるため、耳に異常があるとは判断できない飼い主もいるでしょう。耳垢が多く発生し耳から悪臭を放つようになってから初めて、外耳炎の発症に気が付く飼い主も多くいます。 その他の症状としては、ベトベトした耳垢が確認できる、耳が腫れる、外耳道の皮膚が分厚くなる、鼓膜が破れるなどが確認できます。重症化すると、歩行時にふらついたり、嘔吐することもあります。ここまでの症状が出てきた場合は、中耳や内耳まで悪影響が出ている可能性が高いです。 犬の外耳炎の原因 原因として、最も多いのがアトピー性皮膚炎、接触性アレルギー、食物アレルギーなどです。外耳炎の多くがアレルギー体質に関連しています。 その他の原因としては、草の実など異物によるもの、耳疥癬(耳ダニ)の感染によるもの、綿棒などを使った誤った耳のケアを行い耳の中を傷つけてしまうことによるもの、内分泌と呼ばれる体質によるもの、免疫の問題によるもの、腫瘍によるもの、耳垢腺という分泌腺の疾患によるものなど多くの原因があります。 耳のケアは難しく、やらなさすぎても耳垢が溜まる一方になるのでダメですし、やりすぎても耳の中を傷つけてしまうのでダメです。適度な耳のケアをできるように、不安な場合は、かかりつけの動物病院でケアの方法を教えてもらうようにしましょう。 外耳炎にかかりやすい犬種は、ゴールデン・レトリーバーやアメリカン・コッカー・スパニエルといった耳が垂れている犬種です。梅雨時期は特に湿気が高く、外耳炎を発症しやすくなります。耳の中をしっかり乾燥させ通気を良くしないと、耳の中で細菌が繁殖して外耳炎を発症しやすくなるため、お風呂でのシャンプー終わりや水浴び後にも注意してしっかり水気を拭き取ってあげましょう。 寄生虫が原因で発症することもあります。ミミヒゼンダニやイヌセンコウヒゼンダニ、ニキビダニといった様々な種類のダニが原因となって、外耳炎を発症することがあります。 耳の中で耳垢が溜まりすぎたり、ポリープや腫瘍ができることで発症することもあり、この場合は外科手術が行われることもあります。 犬の外耳炎の治療・予防 外耳炎の症状を診断するために、様々な検査方法があります。耳鏡で耳道内を観察する「耳鏡検査」、耳の奥を正確に観察する「オトスコープ検査」、微生物の存在や耳垢の状態などといった耳の中の環境を観察する「耳垢検査」などがあります。 外耳炎は、中耳炎や内耳炎など、他の部位でも別の病気を発症しやすい病気です。そのため、レントゲン検査やCT・MRI検査などを行い、耳だけではなく周囲の状態も確認する検査が行われることもあります。 治療としては、炎症やかゆみを抑えるための投薬治療をしたり、細菌や真菌の感染に対抗するための抗菌剤、抗真菌剤を投与します。耳ダニが発生している場合は、抗ダニ剤を投与することもあります。脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎が原因の場合は、その原因となる病気の治療も同時に進めていきます。 重度の外耳炎やポリープ・腫瘍が原因となる外耳炎の場合、その根本の原因を取り除くために外科治療が選択されることもあります。 症状が改善するまでには、数日から数週間程度かかります。症状の悪化度合によっても変わってきますが、一度の治療では完治しないことも多いので、数回の通院をすることが多いです。 アレルギーが起因して発症する場合が多いので、アレルギーを引き起こすアレルゲンを生活環境からなくすようにしましょう。ミミヒゼンダニなどの寄生虫が原因となっている場合もあるので、洗浄剤を用いて耳をキレイに保つなどといった寄生虫からの予防も効果的です。 耳の中が蒸れないように、耳の中の毛を短く切りそろえるといった細かな配慮も忘れないようしましょう。 なりやすい犬種(好発犬種) 柴犬 ミニチュア・ダックスフンド ゴールデン・レトリーバー ラブラドール・レトリーバー アメリカン・コッカー・スパニエル シーズー 犬の耳の病気一覧 外耳炎(がいじえん) 中耳炎(ちゅうじえん) 内耳炎(ないじえん) 耳血腫(じけつしゅ) 耳ダニ感染症(みみだにかんせんしょう) 耳腫瘍(みみしゅよう)

犬の気管虚脱を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の呼吸器の病気

犬の気管虚脱を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の気管虚脱の症状 気管虚脱(きかんきょだつ)とは、体内の気管が押しつぶされ変形することで、呼吸困難に陥る病気です。 気管は肺と喉を繋ぐ部位で、ホースのような役割を果たしています。気管虚脱を発症し、気管が締め付けられることで呼吸困難を引き起こします。初期症状としては軽い咳が出ますが、徐々に呼吸時にゼーゼーと息をしたり、ガチョウのようにガーガーという咳をするなど、特徴的な症状が表れます。 さらに症状が進行すると、呼吸困難も悪化し、よだれを垂れ流したり、舌が青紫色になるチアノーゼという症状が表れることもあります。悪化した状態が続くと、気管が潰れた状態から元に戻らなくなります。 また症状によって、グレード1からグレード4まで分けられます。グレード1は気管が約25%潰れている状態です。グレード2が約50%、グレード3が約75%、グレード4が約90%以上潰れている状態です。気管がつぶれて変形してしまうことで、空気の入れ替えがうまくいかなくなり、心臓や肝臓などの重要な臓器にも、悪影響を引き起こします。 犬の気管虚脱の原因 実は気管虚脱の明確な原因は明らかになっていません。ミニチュア犬種などは罹りやすく、遺伝的な要因があるのではないかといわれています。 後天的な理由としては、肥満や老化などが原因となります。気管の周りにある脂肪が、気管を圧迫してしまう肥満は避けたい原因です。また散歩時に付けてる首輪によって気管が締め付けられ、発症することもあるといわれています。 犬の気管虚脱の治療・予防 気管虚脱は根本の完治が難しい病気のため、治療は症状の緩和を目的として行われます。 症状が軽い場合は、投薬治療を行います。咳を緩和する薬や気管の拡張を促す薬などを投与することで、症状が改善していきます。ただし再発しやすい病気であり、一度潰れた気管は元には戻らないため、一度症状が治まっても引き続き注意することが重要です。 症状が重くなってくると、呼吸困難を引き起こしている場合には酸素吸入を行ったり、症状が悪化している場合は外科治療を行うこともあります。そうすることで、呼吸をしやすくします。詳細の治療方法については、動物病院へ行き、獣医師の先生と相談してください。 予防としては、肥満対策に取り組むことが効果的です。肥満になれば、気管を押しつぶすほどの脂肪が発生してしまいます。そうならないように、日頃から適度な運動や食事を心がけることが必要です。仮に気管虚脱を発症しても、体重制限によって症状が緩和されることもあります。体重などの健康管理は徹底するようにしましょう。 また散歩時や運動時に首に付けている首輪を引っ張ることで気管が圧迫される場合もあります。この状況を防ぐために、首輪の代わりにハーネスを用いるなども有効的です。 また梅雨や夏の蒸し暑い季節は、呼吸器系に負担がかかりやすくなります。家の空調を快適に設定するなど、愛犬が過ごしやすい生活環境を整えることにも意識を配りましょう。 なりやすい犬種(好発犬種) ヨークシャー・テリア ポメラニアン トイ・プードル チワワ 犬の呼吸器の病気一覧 肺炎(はいえん) 気管虚脱(きかんきょだつ) 肺水腫(はいすいしゅ) 気管支炎(きかんしえん) 気胸(ききょう) 門脈シャント(もんみゃくしゃんと) 気管支狭窄(きかんしきょうさく) 喉頭麻痺(こうとうまひ) 軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう) 短頭種気道症候群(たんとうしゅきどうしょうこうぐん) 咽頭炎(いんとうえん) 肺気腫(はいきしゅ)

犬の糖尿病を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の内分泌の病気

犬の糖尿病を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の糖尿病の症状 糖尿病(とうにょうびょう)にかかると、尿から過剰な糖分が排泄されます。特徴的な症状は、多飲(よく飲む)・多食(よく食べる)・多尿(尿の量や回数が増える)です。たくさん食べてたくさん飲んでいるにもかかわらず、体は痩せてしまうという症状が表れます。一見すると食欲の増進が認められるため、飼い主からは犬が元気であるように感じてしまい、病気の発見が遅れてしまうことがあります。 症状が悪化すると、体重の大幅な減少や食欲低下など、外観上にも明らかな症状が表れるようになります。下痢や嘔吐、脱水症状により犬が衰弱する場合もあるので、注意が必要です。 また糖尿病が進行すると、危険な合併症を引き起こすこともあります。白内障や糖尿病性ケトアシドーシスが挙げられます。中でも糖尿病性ケトアシドーシスは、生命にかかわる重大な恐ろしい病気です。特徴的な口臭が発生し、衰弱した状態になります。この場合は、早急に動物病院で救急治療を受ける必要があります。 犬の糖尿病の原因 糖尿病は、膵臓からのインスリンの分泌がほぼなくなる「1型糖尿病」と、インスリンの分泌が不十分に陥る「2型糖尿病」に大別されます。犬の糖尿病のほぼすべてが「1型糖尿病」に分類されます。 インスリンは血糖値を下げるホルモンです。また血糖中のブドウ糖を細胞内に取り込み、糖がエネルギー源になるのを促す働きもします。しかし糖尿病にかかると、インスリンの分泌が不十分となり、血糖値が高い状態で維持されてしまいます。この状態は高血糖と呼ばれ、犬の体にさまざまな症状を引き起こします。 インスリンの分泌が不十分になるのは、自己免疫によってインスリンが分泌される細胞を破壊してしまうためです。そのため、治療にはインスリンの投与が必要となります。 遺伝的要素に加え、ウイルス感染などの要因が組み合わさり、発症するといわれています。また代謝が下がる6歳以降に発症するケースが多くなるともいわれています。ただし、若年の犬も発症することがあるため、注意深く日頃から観察しましょう。 犬の糖尿病の治療・予防 人間の糖尿病は生活習慣病に分類されますが、犬の糖尿病も生活習慣が原因で引き起こされる場合があります。特に肥満には気をつけ、食べ過ぎなどは控えさせ、適度な食事と運動を徹底するようにしましょう。食事療法によって体についた過剰な脂肪を減らしたり、運動療法によって過剰な血糖を減らすことができます。 仮に糖尿病と診断された場合は、動物病院の獣医師と相談して、治療計画を立てます。体内のインスリン量を調整するインスリン治療も行われますが、内服薬はありませんので飼い主が注射を行う必要があります。 インスリンの注射量は一般の薬剤と違い、犬の運動量や食事量などに左右されるため、特にインスリン量は注意が必要となります。またインスリンの種類は複数あり、愛犬の体質に合ったインスリンを投与することが必要です。獣医師の先生の指示を仰いでください。 またメスはオスに比べて、発症率が高いといわれています。避妊手術をすることで、発症リスクを下げることが可能です。 なりやすい犬種(好発犬種) トイ・プードル ミニチュア・シュナウザー ビーグル 犬の内分泌の病気一覧 糖尿病(とうにょうびょう) クッシング症候群 甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう) 尿崩症(にょうほうしょう) アジソン病 甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

犬の膿皮症を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の皮膚の病気

犬の膿皮症を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の膿皮症の症状 膿皮症(のうひしょう)は、皮膚病のひとつです。犬の皮膚上で、通常では考えられないほどの量の菌が繁殖することで発症します。細菌が感染している皮膚の深さによって、表在性膿皮症(ひょうざいせいのうひしょう)と深在性膿皮症(しんざいせいのうひしょう)に分かれます。犬の皮膚は、外から表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。表皮が感染しているものを表在性膿皮症、真皮や皮下組織まで感染しているものを深在性膿皮症と呼びます。深在性膿皮症は、最も重い膿皮症といえます。 初期症状では、皮膚に小さな赤い発疹やかさぶたが表れます。犬にとっては激しいかゆみを感じるため、皮膚を舐めたりひっ掻いたりすることで、皮膚の炎症が進行することもあります。そのまま放置すると症状が悪化し、腫れや痛み、発熱などの症状が発生します。皮膚が赤くただれたり、膿が出る発疹も生まれます。さらに進行すると潰瘍となる場合もあります。 腹や背中、足や耳など、犬の体の様々な部位に症状が表れます。発疹部分で脱毛が起きたり、毛穴周辺にフケが出てくることもあります。また皮膚の表面だけではなく、皮膚の深い部分など、深さも関係なく表れる病気です。 膿皮症は感染スピードが早いのが特徴の病気で、ひとつ発疹が表れたと思ったら、あっという間に体のあちらこちらに発疹が増えていきます。当然、完治までの時間も長くなります。悪化を防ぐために、異常を感じたらすぐに早めに動物病院で受診するようにしましょう。 犬の膿皮症の原因 細菌の一種であるブドウ球菌などが皮膚に感染して発症します。普段も犬の皮膚にはブドウ球菌を含め数多くの細菌があります。しかし、栄養不良や擦り傷などによって皮膚環境のバランスが崩れ、細菌の侵入を抑える力が弱まることが原因となり、ブドウ球菌が急増し感染します。 アレルギー性皮膚炎やノミダニがきっかけとなり発症することもあります。 犬の膿皮症の治療・予防 膿皮症を予防するためには、日頃から皮膚を健康に保つように意識しましょう。 皮膚を清潔に保つために、菌の繁殖を抑える効果のある薬用シャンプーと使い、週1回程度のシャンプーを行うことが有効です。ただし、乾かすのが不十分の場合は逆効果となりますので、注意してください。また必要に応じて、毛の換気をスムーズにするための毛刈りやブラッシングも忘れないようにしてください。こちらはやりすぎると、逆に怪我などの外傷が生まれやすくなったり、皮膚が傷つくなどの可能性がありますので注意しましょう。 毛の換気をよくするために、定期的にトリミングすることも忘れないようにしましょう。 ノミダニや他の病気から発症することもありますので、飼育環境を清潔に保ることも忘れないようにしましょう。早期発見が重要な病気ですので、普段のブラッシングのときなど、スキンシップを取りながらも皮膚に異常がないかを気にかけるようにしてあげてください。 膿皮症の治療としては、殺菌を目的とした抗生物質の投与や専用シャンプーで全身を洗うなどがあります。洗い過ぎの防止やシャンプーの選択も重要ですので、獣医師の先生の指示を仰いでください。 また膿皮症は別の疾患の二次感染として発症することがありますので、その場合は対象となる基礎疾患への治療も行う必要があります。 なりやすい犬種(好発犬種) 柴犬 シーズー ミニチュア・シュナウザー マルチーズ フレンチ・ブルドッグ ゴールデン・レトリーバー ウェルシュ・コーギー・ペンブローク パグ ラブラドール・レトリーバー ペキニーズ 犬の皮膚の病気一覧 膿皮症(のうひしょう) 疥癬・ヒゼンダニ症(かいせん) アレルギー性皮膚炎(あれるぎーせいひふえん) 脂漏症(しろうしょう) アトピー性皮膚炎(あとぴーせいひふえん) 脂肪腫(しぼうしゅ) マダニ症 皮膚真菌症(ひふしんきんしょう) 天疱瘡(てんぽうそう) ノミ刺咬性皮膚炎(のみしこうせいひふえん) ノミアレルギー性皮膚炎(のみあれるぎーせいひふえん) 皮膚がん(ひふがん) アロペシアX

犬の肺水腫を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の呼吸器の病気

犬の肺水腫を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の肺水腫の症状 肺水腫(はいすいしゅ)とは、肺に水が溜まり、呼吸困難になる病気です。肺では酸素と二酸化炭素の交換を行っている部分があります。本来は空気が入るべき場所に血液から染み出た水が溜まり、空気の交換ができなくなる機能不全に陥っている状況が肺水腫です。溜まった水分が原因で呼吸がしにくくなり、呼吸困難につながる危険性・緊急性の高い病気です。 肺水腫の症状としては、激しく湿った咳が出たり、安静にしていても「パンティング」と呼ばれるような激しい運動後にみられるような、ゼーゼーとした荒い息をすることが挙げられます。口を開けたまま、よだれを垂れ流すこともあります。呼吸が苦しくなるのを防ぐため、犬は横に寝転がる姿勢を嫌がり、がに股のような姿勢で座るようになります。 重症化すると、血が混じったピンク色の泡状の鼻水が出たり、舌が青紫色になるチアノーゼという症状が見られるようになります。チアノーゼの症状が確認できる場合は、すでに酸欠に陥っている可能性があります。 犬の肺水腫の原因 増帽弁閉鎖不全症(ぞうぼうべんへいさふぜんしょう)などの、心臓の何かしらの異常が原因となる場合が多いです。この場合は、「心原性肺水腫」と呼ばれます。心源性肺水腫は、心臓の働きが悪化することで、肺の中に血液成分が漏れ出します。そして溜まった水分が気管を圧迫し、呼吸困難を引き起こします。 心原性以外の肺水腫は、熱中症や肺炎などが原因で引き起こされます。これらは「非心原性肺水腫」と呼ばれます。犬はたくさんの汗をかきにくい体温調節が苦手な体質のため、熱中症になると普段よりもさらに熱を体に溜め込んでしまい、肺水腫を引き起こしやすくなります。真夏はもちろん、暑く閉め切った部屋でも熱中症によって肺水腫が引き起こされる可能性もあります。 このように肺水腫は、他の病気が原因となり、周辺症状として発症することが多い病気となります。 犬の肺水腫の治療・予防 治療としては、肺に溜まった水を除去するために、利尿剤を用いて尿として排泄させる内科療法があります。酸欠気味になっている場合は、酸素吸入も行います。また、肺水腫の原因となっている、他の基礎疾患への治療も同時に行います。場合によっては、血管拡張剤や、強心剤を服用します。 犬の肺水腫は命に関わることもある重大な病気です。そのため愛犬の呼吸に少しでも異常な兆候を感じたり、いつもより咳が多いと感じたら、様子を見ようとせずに早急に動物病院で診断してもらうようにしましょう。 肺水腫は他の病気が原因となるため、直接的な予防方法はありません。そのため普段からコミュニケーションを欠かさず、原因となる病気の早期発見・早期治療を徹底することが重要となります。 暑さに弱い犬が多いので、部屋の温度管理に注意することで、熱中症が起因となる肺水腫を予防することは可能です。 なりやすい犬種(好発犬種) ヨークシャー・テリア ミニチュア・ダックスフンド トイ・プードル チワワ 犬の呼吸器の病気一覧 肺炎(はいえん) 気管虚脱(きかんきょだつ) 肺水腫(はいすいしゅ) 気管支炎(きかんしえん) 気胸(ききょう) 門脈シャント(もんみゃくしゃんと) 気管支狭窄(きかんしきょうさく) 喉頭麻痺(こうとうまひ) 軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう) 短頭種気道症候群(たんとうしゅきどうしょうこうぐん) 咽頭炎(いんとうえん) 肺気腫(はいきしゅ)

犬の歯周病を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の口腔・歯の病気

犬の歯周病を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の歯周病の症状 歯周病(ししゅうびょう)は、歯周病菌によって引き起こされる歯茎の炎症です。まず歯周組織の中で一番外側にある歯肉の炎症から始まります。この段階を軽度「歯肉炎(しにくえん)」と呼び、しっかりとケアをすれば健康な状態に戻すことができます。しかし軽度の歯肉炎を放っておくと、歯肉が腫れ、わずかな出血が見られるようになります。この段階まで来ると歯肉炎はかなり進行した状態です。細菌が歯肉だけでなく歯根膜や歯槽骨にまで進行し、歯槽骨が溶かされ始めると、歯肉炎から「歯周炎(ししゅうえん)」になります。歯周炎も軽度であれば治療に期待できます。 この段階を越えると炎症が口内全体に広がり、歯のグラつきが出てきます。完全に治すことはできなくなります。「歯肉炎」と「歯周炎」を合わせて、「歯周病」と呼びます。さらにいえば、歯茎の炎症だけであれば、「歯周炎」、まわりの骨にまで炎症が波及すれば「歯周病」と呼ばれます。歯についた歯垢が歯石となり、さらに歯垢が付着して歯の周りの組織が炎症を起こしていきます。症状によって、「経度」「中度」「重度」と段階が分けられます。 ただし、症状は外部からは見えない部分から悪化していくため、早め早めの受診を心がけることが重要です。 歯垢とは いわゆる「プラーク」。食べかすに発生した細菌の塊です。歯の表面は唾液の成分から作られた薄い膜で覆われています。この膜は食事によるphの変化から歯を守る役割を果たしているのですが、ここに細菌が付着します。通常、歯の表面に細菌が付着しても唾液で流されますが、奥歯や歯と歯の間、歯茎付近は細菌が流されにくく、唾液のネバネバした成分で歯にくっついてしまいます。これが歯垢です。そして口の中にとどまった細菌は、糖分を糧にどんどん増殖し続けるのです。唾液や口をゆすいだくらいでは取れません。 歯石とは 歯垢にカルシウムやリンが沈着し、石灰化したものです。歯石の上には細菌を含んだ歯垢が付着します。歯肉炎や歯周炎の誘因となります。歯垢が唾液に含まれるミネラル物質とともに硬くなったものが歯石です。歯垢は指でこすったり、歯ブラシで落とすことができますが、硬くなってしまった歯石は歯ブラシで落とすことはできません。歯垢は3~5日で歯石になってしまいます。そして表面がザラザラした歯石には、さらに歯垢がつきやすくなります。 歯周病の症状を放置すると、歯槽骨(歯を支えている顎の骨)がどんどん溶けてしまい、最終的には歯が抜け落ちたり、ひどい時には下顎が骨折してしまいます。また、歯石の中にいる細菌が血管に入って内臓に悪影響を及ぼすなど、さらなる深刻な病気にもつながります。心臓病や腎臓病のきっかけになることもあります。 症状としては、以下が挙げられます。 ◆口臭がする 歯垢や歯石が歯につくと、生臭い口臭がするようになります。これは歯垢や歯石の元になっている細菌が、糖を分解する過程で口臭が発生します。以前と比べて口臭が強くなった気がするなど、愛犬の口臭に気が付いたら、一度動物病院の先生に相談してみるとよいでしょう。 ◆歯の付け根が赤く腫れる 歯垢や歯石に含まれる歯周病菌が原因で、歯茎に炎症が起きるようになります。歯の付け根が赤く腫れますがこの時点では見た目以外の変化は特になく、ほとんどの場合で症状が出ることもありません。歯の付け根を普段からチェックしている飼い主であれば気付くことができる可能性はありますが、多くの飼い主さんが見過ごしてしまいます。 ◆歯肉が溶け始める 炎症が悪化すると、歯茎が徐々に溶け始めます。そして、本来歯茎に隠れているはずの歯の根元(歯根部)が露出して、歯がぐらつき始めます。最終的には歯が抜けてしまうこともあります。 ◆歯の根元に膿が溜まる 歯の根元の奥で歯周病菌が増殖することで、歯の根元に歯周病菌や血や膿が溜まる場合があります。この状態が続きさらに悪化すると、歯の根元の腫れがひどくなり、眼の下や顎の下まで腫れてきたり、顎の骨が溶け始めてしまうこともあります。 犬の歯周病の原因 歯垢・歯石を放置してしまうことが、発症の原因となります。歯周病は進行性の病気のため、放置すればするほど症状が悪化していきます。早期治療ができるように、普段から愛犬の様子を見ることが大切です。 大型犬よりも小型犬の方が、歯と歯のすき間が狭いことで唾液による自浄作用が働きにくく、歯周病になりやすいといわれています。 犬の歯周病の治療・予防 歯周病でどのような処置をするかを見極めるために、レントゲン検査を行ったり、歯周ポケットの深さを検査したりします。ただし、起きている状態ではおおよその判断しかできないため、麻酔をかけてから精密検査をした後に治療方法を決める場合もあります。 歯周病は症状が軽度の場合は抗生剤を投与するなど、歯周病菌や炎症を抑制する薬によって治療する場合が一般的です。しかし、歯周病を引き起こす原因の大半が歯垢や歯石のため、これらを取り除かないと根本的な解決にはなりません。しっかりした治療が必要な場合は、スケーラーという器具を使って歯石を除去します。この治療を「スケーリング」と呼びます。 先端の尖ったスケーラーを口の中に入れたときに、犬が嫌がって暴れてしまう可能性が高くなり大変危険です。そのため、全身麻酔をかけて口の中にある歯石を綺麗に取り除く必要があります。 一部の動物病院やトリミングサロンでは、麻酔をしないで歯石除去をしてくれるところもあるようですが、暴れる犬を押さえつけて行うため、顎の骨が折れてしまったり、腰を強く圧迫しすぎてヘルニアになってしまう事故が報告されています。また無麻酔で治療したとしても、歯の表面の歯石しか取れず、最もきれいにしなければいけない歯周ポケットの中まで除去できないため、根本的な治療にはなりません。犬にとって歯石の除去は痛みを伴うため、しっかり治療をするなら麻酔は避けて通れません。 ただし麻酔をかけることにも、もちろんリスクはあります。年齢が高くなるほど全身麻酔のリスクも高くなるため、歯石除去をする際は、愛犬の状態や性格をきちんと理解してくれている、かかりつけの獣医師の先生に一度相談してみるといいでしょう。 また重度の歯周病で歯がすでにぐらぐらしている場合には、すべて抜歯することもあります。犬の場合は人のように咀嚼する必要がないので、歯を全部抜いてしまっても問題は小さいです。入れ歯をする必要もありません。そのため、周りの組織が炎症を起こしている歯を無理に残すよりも、抜歯して歯周組織を良好に保つ方が、犬にとっては健康で質の高い生活を送ることができます。 歯周病を軽視していると大事になる可能性があります。もし愛犬に歯周病があると診断されたら、ぜひ飼い主さんは積極的に治療をしてあげてください。また、一度きちんと治療をしても、放置していると歯垢や歯石はまた付着してしまいます。再発防止のためには日々の歯磨きが大切です。人とは違う磨き方をしたり、歯磨きペーストも犬専用のモノを使う必要がありますので、獣医師の先生の指導を受けながら、日々の歯磨きをスムーズにできるように慣れていきましょう。 残念ながら、何もデンタルケアを施さなければ、歯周病を再発することも往々にしてあります。動物病院で歯垢・歯石を除去してもらったとしても、油断大敵です。小型犬や短頭種の犬は、細かい場所もきれいにできるように小さめの歯ブラシを使うなどの工夫も有効でしょう。少なくとも、歯垢が歯石になる前の3~5日に1回程度のデンタルケアが理想的です。 なりやすい犬種(好発犬種) 3歳以上の小型犬で発症の可能性があります。 犬の口腔・歯の病気一覧 歯周病(ししゅうびょう) 虫歯(むしば) 口内炎(こうないえん) 口腔内悪性黒色腫(こうくうないあくせいこくしょくしゅ) 歯根膿瘍(しこんのうよう) エナメル質形成不全(えなめるしつけいせいふぜん) 乳歯遺残(にゅうしいざん) 不正咬合(ふせいこうごう) 口腔腫瘍(こうくうしゅよう) 口蓋裂(こうがいれつ)

犬の白内障を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の目の病気

犬の白内障を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の白内障の症状 白内障(はくないしょう)とは、目の中にある細胞である「水晶体」というレンズが、白く濁った状態になる病気です。水晶体は、目の中に入ってきた光を網膜に届ける役割を担っていますが、その水晶体のたんぱく質が白く濁ってしまうことにより、一般的には視力・視覚が低下します。 白内障に罹ると視野が曇ってしまうため、段差でつまづく、意図せず物にぶつかる、歩くときにフラフラとよろける、鼻先を使い探るようにしながら歩行するなど、犬の歩行に支障が生じます。愛犬が壁沿いに歩くようになった場合も病気の可能性があります。目が見えにくくなっているために壁を頼りにして歩行しているかもしれないためです。 一方で初期の白内障では、特に明るい場所では犬の行動に変化がみられず、飼い主の発見が遅れてしまうこともあります。白内障の症状が進行すると、最悪の場合は失明に至ります。年単位で徐々に悪化する場合もあれば、急速に悪化する場合もあります。急速に悪化した場合は、目が赤くなったり、涙が流れる、なかなか目が開けられないなどの症状が表れます。犬としても大変な痛みを伴います。 白内障の初期症状では、目の局所的に白濁が広がります。中期の症状では、白濁が水晶体全体にに広がります。それにより、犬の視力は大きく低下します。この状況では光を感じることができますが、網膜に大きなダメージがあります。後期の症状では、水晶体内でたんぱく質が分解され、融けたように見えます。 白内障とよく似た外観の病気として、核硬化症(かくこうかしょう)と呼ばれる病気があります。犬の水晶体の中に白濁のような灰色が確認できますが、白内障とは濁る場所が異なり、別の病気です。 似た名称の病気として、緑内障(りょくないしょう)が挙げられます。名前は似ていますが、全く異なる症状の病気です。緑内障は外見上の変化は分かりにくい病気で、眼圧が高くなることで視神経を圧迫し、視力の低下を引き起こす病気です。 これらの病気との区別は専門知識がなければ分かりにくいため、動物病院で詳しくみてもらいましょう。 犬の白内障の原因 白内障の原因は、老化によるものが多いと思われがちですが、それ以外の原因もあります。老化の場合は、7~8歳以上で発症することが多いといわれますが、生後数か月から数年といった若年の犬が発症する場合は、先天的な遺伝的要素が大きいと考えられています。このように遺伝的要素による発症が多いのも、犬の白内障の特徴です。遺伝的要素の場合でも、小型犬から大型犬まで、体の大きさに関係なく罹る可能性があります。 また、代謝性白内障のように糖尿病による影響や低カルシウム血症による影響で発症したり、外傷性白内障のように目の外傷といった後天的・二次的影響で発症することもあります。ただし、具体的にどのように水晶体のたんぱく質が変性して濁るのかについての詳細は、現在は不明の病気となっています。 犬の白内障の治療・予防 犬の白内障は症状の進行が早いため、早期発見・早期治療を心がけることが重要です。症状の検査方法として、まず明るい部屋と暗い部屋で、物の見え方を比較します。障害物のある場所を問題なく歩けるか、目の前に物を落としたときにしっかりと目で追うか、などを確認します。続いて目に細い光を当て、眼球を観察します。 そういった診察の結果、初期症状の場合は、点眼薬や内服薬を組み合わせて、炎症や痛みを緩和する治療を行い、白内障の進行をおさえていきます。 ただしこのような目薬による内的治療では、視力の回復は見込めません。日常生活が困難なほど白内障が進行している場合には、視力を取り戻すために、手術などの外的治療を行うこともあります。手術には、水晶体のあった場所に代わり、人口の眼内レンズを装着するなどの手法があります。 白内障は予防が難しい病気ですので、糖尿病など白内障に関連のある病気と合わせて、動物病院での定期検査を日頃から徹底するようにすることが大切です。普段から愛犬をよく観察し、少しでも疑問に思ったら、動物病院へ行き獣医師の先生に相談するようにしましょう。年に1回の健康診断で、目の検査も行うことをおすすめします。 なりやすい犬種(好発犬種) トイ・プードル ビーグル 柴犬 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル ゴールデン・レトリーバー シーズー ミニチュア・ダックスフンド パグ ミニチュア・シュナウザー ヨークシャー・テリア 犬の目の病気一覧 緑内障(りょくないしょう) 白内障(はくないしょう) 結膜炎(けつまくえん) 角膜炎(かくまくえん) チェリーアイ 流涙症(りゅうるいしょう) 眼瞼外反症(がんけんがいはんしょう) 眼瞼内反症(がんけんないはんしょう) ホルネル症候群 ぶどう膜炎(ぶどうまくえん) マイボーム腺炎(まいぼーむせんえん) 水晶体脱臼(すいしょうたいだっきゅう) 網膜萎縮(もうまくいしゅく) 網膜剥離(もうまくはくり) 角膜潰瘍(かくまくかいよう) 角膜内皮ジストロフィー(かくまくないひじすとろふぃー) ドライアイ 眼瞼炎(がんけんえん) 逆さまつげ(さかさまつげ) 核硬化症(かくこうかしょう)