CATEGORY 犬の脳・脊髄・神経の病気

犬の脳・脊髄・神経の病気を徹底解説!病気は早期発見・早期治療が大切です。動物病院の獣医師の先生に適切な説明・相談ができるように、普段から病気に対する知識を付けることが重要です。犬の脳・脊髄・神経の病気の症状・原因・治療・予防について、分かりやすく説明します。犬の病気・犬のペット保険加入についての情報は【ペット保険ラボ】にお任せください。

犬の肝性脳症を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の脳・脊髄・神経の病気

犬の肝性脳症を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の肝性脳症の症状 犬の肝性脳症(かんせいのうしょう)とは、消化管で吸収した脳毒素となり得る物質が、肝臓で解毒されず、全身を循環する内に脳に達することで神経系などに障害をきたす病気です。 症状は様々ですが、食欲不振、元気消失、体重減少、嘔吐、下痢などの消化器系の症状に加えて、有毒物質が脳へ影響を与えると震えや運動失調、旋回運動、意識障害や発作などの神経系の症状がみられるようになります。 また、肝機能も低下するので体の免疫力が落ち、虚弱体質になるため他の病気にかかりやすくなる他に、肝臓の損傷が激しい場合は血便や吐血、内出血を起こすこともあります。 神経系の症状が悪化した場合、突然昏睡状態になり、死に至る危険に陥るケースもあるので注意が必要です。 犬の肝性脳症の原因 原因は、体にとって有害な物質(アンモニア、メルカプタン、インドールなど)を解毒する肝臓の作用が肝硬変や肝リピドーシスのような肝臓の機能が著しく低下する病気にかかったり、門脈体循環シャントのような肝細胞を血液が通過することができない状況下で、有毒物質が解毒されず血中に停滞し、全身を循環して脳に至る為だとされています。 また、高タンパク食や便秘、利尿剤の使用などが誘因となることもあるようです。 稀に、生まれつきアンモニアを分解する酵素がない先天性尿素回路酵素欠損症をもった犬もいます。 犬の肝性脳症の治療・予防 治療法は、食べ物に由来するタンパク質を制限する食事療法、消化管からの排泄を促進させる薬剤の投与、さらに消化管で毒素を産生する細菌数の減少のため抗菌薬などを併用する場合もあります。 門脈シャントの場合は、外科手術によって異常な場所に繋がっている血管を繋ぎ直し、血管の流れを修復します。 予防策として、肝臓の機能が低下する病気では肥満になりやすく、肥満の犬はこの病気の発症率が高いとされる為、栄養バランスの取れた適切な量の食事を与えて体重をコントロールする他、原因となる病気の治療をし、普段と変わった症状が見られた場合は早めにかかりつけの動物病院を受診するようにしましょう。 なりやすい犬種(好発犬種) マルチーズ ミニチュア・シュナウザー ヨークシャー・テリア 犬の脳・脊髄・神経の病気一覧 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ) てんかん 認知症(にんちしょう) 水頭症(すいとうしょう) ナルコレプシー 脳腫瘍(のうしゅよう) 肝性脳症(かんせいのうしょう) 馬尾症候群(ばびしょうこうぐん) 脳炎(のうえん)

犬のナルコレプシーを徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の脳・脊髄・神経の病気

犬のナルコレプシーを解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬のナルコレプシーの症状 犬のナルコレプシーとは、突然強い眠気に襲われる睡眠発作を特徴とする人や犬に共通してみられる睡眠障害です。 食事や遊びなどの刺激、興奮のし過ぎなどが引き金となって全身、または膝や腰などの姿勢を保つ筋肉の力が抜けてしまう(カタプレキシー)症状を引き起こします。 犬のナルコレプシーの原因 摂食や睡眠といった生理作用に関与する脳内のオレキシン受容体に起こる変異が発症原因の一つであると報告されています。 脳内の神経伝達物質であるオレキシンという物質が、オレキシン受容体に正常に作用できず、機能を発揮できないのではないかと考えられています。 犬のナルコレプシーの治療・予防 ナルコレプシーは命に関わるような病気ではありませんが、状態や状況によっては、命の危険が伴う可能性もあります。 また、ナルコレプシー自体の根本的な治療法がなく、一生にわたって症状が続いていきますが、中枢神経に作用する薬を飲ませたり、生活習慣を見直すことで症状が緩和されたというケースの報告もあります。 遺伝性の病気であることから、ナルコレプシーの原因となる遺伝子を保有している犬を繁殖に使用しないなどの対策がとられています。 治療薬は症状に応じたものを獣医師から処方されるので、できるだけ詳しく症状を話し、相談をしましょう。 なりやすい犬種(好発犬種) ドーベルマン ラブラドール・レトリーバー ミニチュア・ダックスフンド トイ・プードル 犬の脳・脊髄・神経の病気一覧 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ) てんかん 認知症(にんちしょう) 水頭症(すいとうしょう) ナルコレプシー 脳腫瘍(のうしゅよう) 肝性脳症(かんせいのうしょう) 馬尾症候群(ばびしょうこうぐん) 脳炎(のうえん)

犬の脳腫瘍を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の脳・脊髄・神経の病気

犬の脳腫瘍を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の脳腫瘍の症状 犬の脳腫瘍(のうしゅよう)とは、「脳に発生する脳腫を総称したもので、最初に腫瘍ができた部位が脳であるもの(原発性の脳腫)」と、「他の部位にできた腫瘍が脳に転移したもの(続発性の腫瘍)」とに分けられます。 脳のどの部分に腫瘍ができるかによって、様々な症状があらわれますが、最も多い症例は「発作」です。 「意味もなく同じ場所で一定の方向に回り続ける(旋回運動)」、「身体の平衡や姿勢が保てない(運動失調)」、「首が捻じれた状態になって姿勢をうまく制御できなくなる(捻転斜頸(ねんてんしゃけい))」、「頸部知覚過敏(けいぶちかくかびん)」など、腫瘍がある部位により様々な神経症がみられます。 例えば、脳幹に腫瘍ができると平衡感覚の異常がみられ、大脳の後頭葉に腫瘍ができると視覚異常を示したりする他、腫瘍が大きい、或いは急速に大きくなるような場合には行動変化や旋回運動、頭部を押し付けるような行動、無目的な歩行や運動失調などの症状がみられます。 腫瘍が小さいうちは症状がみられないことも多く、異常に気付いてから来院した際に腫瘍が大きくなっていることが確認されるというケースもあります。 犬の脳腫瘍の原因 犬が発症する脳腫瘍の多くが原発性脳腫瘍であり、脳と脊髄を囲む髄膜と呼ばれる部分に腫瘍ができる髄膜種(ずいまくしゅ)や、脳に浸み込むように広がっていくグリオーマなどがあります。 続発性脳腫瘍には、血管肉腫やリンパ腫などが原因となる場合があります。 原発性の場合、発症する犬の95%が7歳以上のシニア犬といわれ、犬種によっても発症率に差があり、ゴールデンレトリーバーやブルドック、ボストンテリアなどで脳腫瘍にかかりやすい傾向がみられます。 犬の脳腫瘍の治療・予防 治療法は、「腫瘍そのものを除去、あるいは減量する外科的な手術や放射線療法、化学療法などを行う」、「直接腫瘍にアプローチをするのではなく、脳腫瘍により脳圧が高くなったり、脳の浮腫が起こっている場合に、薬を使って症状を軽減する」の2つの治療があります。また、発作などの神経症状が見られる場合には抗てんかん薬などを用いて症状をコントロールします。 予防策は、原因がはっきりわかっておらず、現状予防することは困難なので、普段から犬の状態を確認して早期発見・早期治療を行えるよう努めるほか、症状が見られた場合は速やかに動物病院を受診するようにしましょう。 なりやすい犬種(好発犬種) ボクサー ゴールデン・レトリーバー ボストンテリア フレンチ・ブルドッグ 犬の脳・脊髄・神経の病気一覧 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ) てんかん 認知症(にんちしょう) 水頭症(すいとうしょう) ナルコレプシー 脳腫瘍(のうしゅよう) 肝性脳症(かんせいのうしょう) 馬尾症候群(ばびしょうこうぐん) 脳炎(のうえん)

犬の認知症(痴呆・認知機能不全症候群)を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の脳・脊髄・神経の病気

犬の認知症(痴呆・認知機能不全症候群)を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の認知症の症状 認知症(にんちしょう)は、痴呆(ちほう)、認知機能不全症候群(にんちきのうふぜんしょうこうぐん)とも呼ばれます。脳機能がお取れることで、脳の認知機能の低下が起きる病気です。認知症になると、それまでできていた行動ができなくなったり、感情の制御ができなくなります。 夜鳴きをするようになる、飼い主が呼んでも反応しない、ぐるぐる歩き回ったり徘徊する、生活が昼夜逆転するなどの症状が表れます。これまで躾でできていたことができなくなることもあるため、普段とは明らかに違う行動をするようになれば、認知症の疑いが出てきます。 通常はこれらの症状が一つずつ表れますが、生活環境によっては複数の症状が確認できるなど、急激に症状が悪化することもあります。 これまでのしつけの方法とは関係なく、認知症にはかかります。認知症になっても飼い主のしつけの問題とは考えず、早期に動物病院で診てもらいましょう。また高齢になるにつれて認知症になりやすいですが、年を取ると認知症になるのは当然だとは考えずに、とにかく早めに動物病院で診察してもらいましょう。 犬の認知症の原因 認知症の主な原因は、老化と考えられています。具体的には10~12歳を過ぎた犬に発症しやすいといわれています。 犬の認知症の治療・予防 認知症は完治は難しい病気です。一方で放置すればするほど悪化するため、症状を遅らせるための治療が行われます。 具体的には新しい刺激を与えるために、新しいおもちゃで遊ばせたり、他の動物や人と触れ合ったりすることが挙げられます。また食事の改善やサプリメントの投与を行うこともあります。 例えば昼夜逆転している場合は、昼間に日光をしっかり浴びるように促したり、散歩をするなど運動を心がけるなど、飼い主の方ができることも数多くあります。どのような生活が効果的なのかは、実際に動物病院の獣医師の先生に相談して実践していくことが重要です。 予防方法としては、脳に様々な刺激を与えることが有効です。散歩コースを普段とは変えてみることなどが挙げられます。飼い主からこまめにコミュニケーションを取ることでも、愛犬に安心感を与えることができます。 犬の寿命が延びている現代では、若いときから予防に力を入れるようにしましょう。 なりやすい犬種(好発犬種) 柴犬 秋田犬 犬の脳・脊髄・神経の病気一覧 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ) てんかん 認知症(にんちしょう) 水頭症(すいとうしょう) ナルコレプシー 脳腫瘍(のうしゅよう) 肝性脳症(かんせいのうしょう) 馬尾症候群(ばびしょうこうぐん) 脳炎(のうえん)

犬のてんかんを徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の脳・脊髄・神経の病気

犬のてんかんを解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬のてんかんの症状 犬のてんかんとは、何らかの影響で脳内の神経に異常な興奮が起こり、体のコントロールを失ってしまう状態のことです。 症状としては様々あり、意識を失い全身の痙攣(けいれん)を起こすもの(全身発作)、痙攣と脱力を繰り返すもの、四肢をばたばたさせるものといった全身に現れるタイプや、顔面の筋肉や、一肢だけの筋肉が動いてしまう、といった身体の一部のみに表れるもの(部分発作)や、飛んでいるハエを捕らえようとするかのように空中を噛むような異常な行動が見られることがある。 てんかんには2種類あり、脳内に腫瘍や炎症や奇形など、脳に明らかな変化があるものを「症候性てんかん」、そのような病変がないものを「特発性てんかん」と呼びます。特発性てんかんの場合は、てんかん発作以外の症状は表れません。 犬のてんかんの原因 「症候性てんかん」は、脳腫瘍や水頭症、犬ジステンパーによる脳炎などの脳になんらかの障害がある場合に発症しやすいといわれています。 「特発性てんかん」は、なりやすい犬種があることから遺伝的な要素が関係しているといわれています。 犬のてんかんの治療・予防 発作が起きたときは、飼い主としては心配になりますが、まずは慌てず見守りましょう。てんかんの発作だけでは、命の危険はほとんどありません。 数分して発作が無事に治まってから、動物病院へ連れていきます。20~30分ほどの長期間発作が続くなら、その場合も動物病院へ連れていきましょう。 「症候性てんかん」の場合には、そのもとの病気に対する治療を行います。「特発性てんかん」の場合には、抗てんかん薬を用いて治療を行います。また、重責発作を起こしている場合は、痙攣を止めるための緊急治療が必要です。てんかんの原因や症状の程度を明確にするために、発作を起こした際の状況や病歴を、できる限りくわしく獣医師に伝えることが大切です。 てんかんに対する予防方法はないため、早期発見・早期治療に努めましょう。 なりやすい犬種(好発犬種) ビーグル ミニチュア・ダックスフンド トイ・プードル シェットランド・シープドッグ ゴールデン・レトリーバー ラブラドール・レトリーバー 犬の脳・脊髄・神経の病気一覧 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ) てんかん 認知症(にんちしょう) 水頭症(すいとうしょう) ナルコレプシー 脳腫瘍(のうしゅよう) 肝性脳症(かんせいのうしょう) 馬尾症候群(ばびしょうこうぐん) 脳炎(のうえん)

犬の馬尾症候群を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の脳・脊髄・神経の病気

犬の馬尾症候群を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の馬尾症候群の症状 犬の馬尾症候群(ばびしょうこうぐん)は、犬の神経の集合体である「馬尾」と呼ばれる部分の神経が障害される病態のことをいいます。 犬の背骨の中を走っている脊髄は、腰の骨を構成している腰椎の内、上から5番目に当たる第五腰椎くらいで終わっています。そこから下に向かってしっぽの先まで伸びている神経の束が「馬尾」(ばび)です。 主な症状としては、馬尾の部位の痛み、後肢の歩様や尾の動かし方の異常、排尿排便困難などが認められます。後肢の震えや、後肢の爪の毛削れなどが認められることもあります。運動を嫌がったり、尻尾の付け根を触ると嫌がるのはこの症状のせいかもしれません。 犬の馬尾症候群の原因 馬尾症候群の原因としてあげられることは、椎間板ヘルニアや脊椎をつなぐ靭帯の肥厚、脊椎の炎症や変形、腫瘍などがあります。また、先天的に椎骨が奇形の場合なども機能を損なってしまい、馬尾症候群を引き起こす可能性があります。 犬の馬尾症候群の治療・予防 馬尾症候群の治療方法は、先天性か後天性かによって変わってきます。馬尾症候群が先天的な奇形の結果として生じている場合は、自然治癒することがないため外科手術の適用となります。 具体的には、第七腰椎と第一仙椎の後面に位置する椎弓(ついきゅう)と呼ばれる部位を切って、脊髄や神経に対する圧迫を取り除く方法や、椎間関節(ついかんかんせつ)と呼ばれる背骨間の関節を切って神経の根元をリリースするといった方法があります。 馬尾症候群が後天的な外傷によって生じた場合は、神経の機能が自然に回復するまで、しっぽや腰への負担を減らして安静を心がけます。安静にしていると症状も和らぎ回復が見込めます。しかし、排泄機能が回復するまでは、尿道カテーテルや膀胱カテーテルで膀胱内に溜まった尿を定期的に空にしたり、浣腸や軟便剤で直腸を空にするといった、排泄の補助が必要です。 なりやすい犬種(好発犬種) ジャーマン・シェパード・ドッグ ゴールデン・レトリーバー ラブラドール・レトリーバー トイ・プードル 犬の脳・脊髄・神経の病気一覧 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ) てんかん 認知症(にんちしょう) 水頭症(すいとうしょう) ナルコレプシー 脳腫瘍(のうしゅよう) 肝性脳症(かんせいのうしょう) 馬尾症候群(ばびしょうこうぐん) 脳炎(のうえん)

犬の水頭症を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の脳・脊髄・神経の病気

犬の水頭症を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の水頭症の症状 犬の水頭症(すいとうしょう)とは、髄膜の間と脳室および脊髄中心管の中を満たしている脳脊髄液という液体が、必要以上に増加したり、流れの途中で堰きとめられて脳質や髄膜の隙間が拡張することにより脳を圧迫する病気のことです。 症状としては、脳障害の症状であり、落ち着きがない、しつけが困難、不活発などといった知能や行動の異常、旋回運動や歩様の異常、てんかん発作、視覚障害などがよく認められます。先天的な例では、外貌にも特徴があらわれ、丸いドーム型の顔の頭、両眼の腹外方斜視が認められます。 犬の水頭症の原因 犬の水頭症の原因は先天的なものと後天的なものとの2パターンがあります。先天的な原因は出生前のウイルス感染や発育不全などがあります。後天的な原因は、事故などによる頭部の外傷、脳炎、脳腫瘍などです。 また、チワワ、マルチーズ、ポメラニアンなどのトーイ犬種、パグやペキニーズなどの短頭種などにおいて発生率が高いといわれてます。 犬の水頭症の治療・予防 治療としては、内科治療と外科治療の2種類があります。内科治療は、脳脊髄液の産生を抑えて脳内の圧力を低下させる薬剤(副腎皮質ホルモン薬や高圧利尿剤)を用いる治療です。外科治療は、貯留した脳脊髄液を腹腔へ流すためのチューブを設置する治療です。 手術により劇的に症状が改善することがあります。脳脊髄液は産生され続けるため、水頭症の診断ならびに治療を早期に施すことが、脳のダメージを最小限に抑えるために必要です。また、水頭症は再発のリスクがあるので、注意しましょう。 予防方法に関してですが、今のところ予防策はありません。しかし、症状が現れるのは若いうちが多いようですので、万が一症状が出たら早期発見できるように幼いころから注意深く観察するようにしましょう。 なりやすい犬種(好発犬種) チワワ トイ・プードル ポメラニアン ヨークシャー・テリア シーズー ペキニーズ 犬の脳・脊髄・神経の病気一覧 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ) てんかん 認知症(にんちしょう) 水頭症(すいとうしょう) ナルコレプシー 脳腫瘍(のうしゅよう) 肝性脳症(かんせいのうしょう) 馬尾症候群(ばびしょうこうぐん) 脳炎(のうえん)

犬の脳炎を徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の脳・脊髄・神経の病気

犬の脳炎を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の脳炎の症状 犬の脳炎(のうえん)とは、脳の腫瘍や事故による脳への衝撃、ウイルス感染などが原因で、脳に炎症が起きる病気です。 主な症状としては、脳炎の起こっている脳の罹患部によってさまざまですが、痙攣、体の硬直、発作、発熱、ふらつきなどの行動異常、歩様および姿勢の異常、視力の低下、などがあります。多くの場合、同時に複数の症状が見られます。 ジステンパーウイルスが原因の脳炎では、けいれんを起こして泡を吐き、失禁することもあります。 犬の脳炎の原因 脳炎には、細菌やウイルス、真菌や原虫などが原因で起こる感染性脳炎と免疫異常が原因と考えられてはいるが原因が不明で発症する特発性脳炎の2種類があります。 感染性脳炎の代表的な原因は、ジステンバーウイルス、トキソプラズマ(原虫)、クリプトコッカス(真菌)、各種細菌です。 犬の脳炎の治療・予防 脳炎は一度発症すると完治することは難しいと言われています。腫瘍やウイルス感染など、原因となる病気を薬や手術で治療します。 脳炎の診断にはMRI検査が適しています。MRIにより、脳の形態や炎症が起こっている部位を確認できるためです。しかし、この検査は原則的に全身麻酔を必要とします。 脳炎の治療は、感染原因が特定できた場合には、それらに対する薬物を用いることが必要です。免疫の関与が考えられる場合には、免疫を抑制する治療を行います。いずれの場合も、症状として発作が認められたときには、抗てんかん薬の併用が必要になります。 脳炎は、近年獣医療にMRIが導入されたことにより、発見数が飛躍的に増えている病気であり、この病気においても、早期診断、早期治療が大切だと言えるでしょう。 なりやすい犬種(好発犬種) パグ チワワ ポメラニアン シーズー マルチーズ 犬の脳・脊髄・神経の病気一覧 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ) てんかん 認知症(にんちしょう) 水頭症(すいとうしょう) ナルコレプシー 脳腫瘍(のうしゅよう) 肝性脳症(かんせいのうしょう) 馬尾症候群(ばびしょうこうぐん) 脳炎(のうえん)

犬の椎間板ヘルニアを徹底解説!犬の病気を正しく知ろう犬の脳・脊髄・神経の病気

犬の椎間板ヘルニアを解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の椎間板ヘルニアの症状 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)は、背骨の間に複数ある椎間板(ついかんばん)が、背骨に囲まれている脊髄を圧迫する病気です。ヘルニアとは、骨や臓器など体内のある器官が、本来あるべき場所からズレている状態を指す病気です。その中でも椎間板がズレてしまう病気が、椎間板ヘルニアです。 椎間板の中心部には、髄核と呼ばれる物質が存在しています。その髄核が周りの線維から飛び出したものをハンセンⅠ型と呼びます。線維が変形し膨らんだものをハンセンⅡ型と呼びます。 症状としては、階段を上るのを嫌がる、神経麻痺によって足を引きずる、腰や足にジンジンするような痛みを感じているため、そのような痛みを感じないように頭を下げながら生活する様子が確認できます。犬にとっては痛みを感じるため、その痛みを避けるような行動をしていれば、椎間板ヘルニアを発症している可能性があります。 犬の椎間板ヘルニアの原因 活動的な生活を送っていると発症することがあります。体を過度にねじったり、全力で走ったりといった行動も遠因となります。肥満体型の場合でも、関節に負荷をかけてしまうため、発症の可能性が高まります。 老化によって線維が弱くなり、発症することもあります。 一方で、ミニチュア・ダックスフンドやコーギーのように胴体が長く足が短い犬種は、若い頃から発症することも多いため、注意が必要です。ただし、その他の犬種でも発症することもあります。 犬の椎間板ヘルニアの治療・予防 治療としては、鎮痛剤を投与しつつ、一か月程度は安静に過ごす内的治療が行われます。 重症の場合には、椎間板の飛び出している部分を根本的に治療する外科治療が行われることもあります。 自力歩行が難しくなるまで悪化している場合は、外科治療を行うこともあります。手術後は水泳などのリハビリも欠かさず行い、日常生活に復帰できるように促します。 予防として、極度に激しい運動は避けるようにしましょう。また肥満防止のため食生活などに注意し、脊椎への負担を極力減らすように心がけましょう。 滑りやすい床で生活していると腰に負担がかかるので、滑りにくいマットを敷くなど、居住空間を愛犬に合わせることも有効です。 なりやすい犬種(好発犬種) ミニチュア・ダックスフンド コーギー フレンチ・ブルドッグ 犬の脳・脊髄・神経の病気一覧 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ) てんかん 認知症(にんちしょう) 水頭症(すいとうしょう) ナルコレプシー 脳腫瘍(のうしゅよう) 肝性脳症(かんせいのうしょう) 馬尾症候群(ばびしょうこうぐん) 脳炎(のうえん)